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2010年9月20日 (月)

Clark, Petula (ペトゥラ・クラーク)

 60年代のスウィンギン・ロンドンと聴いて最初に思い浮かぶのが、ペトゥラ・クラーク。ほとんどの曲はイギリスのバカラックと言われたプロデューサー・トニー・ハッチが書いている。私の大好きな世界(オースティン・パワーズ?)だ。
 32年イングランドのエプソム生まれ、子供の頃から歌手・女優として/ラジオ・テレビで活躍、50年代(40年代?)には既に英国で大スターだったし、結婚して移り住んだフランスでもヒットを飛ばしていたそうだが、私が興味があるのはもちろんアメリカでも売れた65年以降のポップ・シンガーとして。上品さと自由さが奇跡的にバランスしてるヒトだと思う。
 ネットで素晴らしい紹介を見つけたので、リンクしておきます。

 

02034 Downtown (恋のダウンタウン) 65年1位  ペトゥラ・クラークと言えばやっぱりこの曲。ポップスの見本のような超名曲。しかもエンディングの展開はアヴァンギャルドとさえ言える。シュガーベイブの「ダウンタウン」の歌詞は当然ここから来てるんだろうね。グラミー賞最優秀ロックンロール・レコード賞受賞、ゴールドディスク。

 

 

02035 I Know A Place (アイ・ノウ・ア・プレイス) 65年3位  「Downtown」路線を踏襲。2年連続でグラミー賞(最優秀ロックンロール女性ボーカル賞)を受賞。当時はこれがロックンロール部門だったんだ。

 

02036 You’d Better Come Home (ユード・ベター・カム・ホーム) 65年22位  一転バカラック調?のバラード。Dionne Warwickが歌っても似合うかも。

 

02037 Round Every Corner (ラウンド・エブリ・コーナー) 65年21位  アカペラから始まるコーラス重視の曲。意外な展開はトニー・ハッチらしいが、ちょっと単調かな。

 

02038 My Love (マイ・ラヴ) 66年1位  再びアップテンポなナンバーで2曲目のNo.1。イギリス女性としては初の2曲のNo.1を持つアーティストに(そもそも「Downtown」はロック・エラでは英国女性初のNo.1)。

 

02039 A Sign Of The Times (ア・サイン・オブ・ザ・タイムス) 66年11位  ちょっとモータウンっぽいかな。サビの展開もいい。Dusty SpringfieldやLuluほどではないけど(どちらも好み!)、Petula ClarkにもR&Bっぽさはある。

 

02040 I Couldn’t Live Without Your Love (アイ・クドゥント・リヴ・ウィズアウト・ユア・ラヴ) 66年9位  ピアノとフィンガースナップで静かに始まってだんだん盛り上がっていくのが好き。この曲からはハッチ夫人Jackie Trentが曲作りに関わっている。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

 

02041 Who Am I (フー・アム・アイ) 66年21位  この辺はトニー・ハッチの真骨頂だろうね。ポップで展開が面白い上、ハープシコードとストリングスのアレンジもいいです。

 

02042 Color My World (カラー・マイ・ワールド) 66年16位  シタールだよ、時代だね。相変わらずのハッチ節です。

 

02043 This Is My Song (愛のセレナーデ) 67年3位  この曲だけはトニー・ハッチではない。作曲は誰かと言えば、チャップリン! ちょっとクラシカルな感じは同じチャップリンの超名曲「Smile」に似てる。チャップリン最後の監督作品「伯爵夫人」(マーロン・ブランド、ソフィア・ローレン主演)のテーマ曲。映画の赤字がこの曲のヒットのおかげで埋まったとか。英国ではNo.1。
 YouTubeはフランス語だよ。

 

 

02044 Don’t Sleep In The Subway (天使のささやき) 67年5位  Beach Boysの「Pet Sounds」みたいな唐突なサビがスゴい。モンティパイソンでジョン・クリーズがこの曲を一瞬口ずさむシーンがあるよ。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

 

02045 The Cat In The Window (The Bird In The Sky) (ザ・キャット・イン・ザ・ウインドウ) 67年26位  構成が複雑なのは今までと一緒だけど、ちょっとキャッチーさに欠けるかな。

 

02046 The Other Man’s Grass Is Always Greener (ジ・アザー・マンズ・グラス・イズ・オールウェイズ・グリーナー) 67年31位  「隣の芝生は青く見える」って英語のことわざだったのか? マイナーからサビで転調する構成とか、ハッチらしいね。やはり以前と比べると、ちょっとキャッチーさが落ちるけど。

 

02047 Kiss Me Goodbye (キス・ミー・グッバイ) 68年15位  この曲はハッチではなく、「The Last Waltz」を作ったレス・リードとバリー・メイスンの曲。ペトゥラが「ラスト・ワルツ」をカヴァー(フランスで2位のヒット)したのが縁。そう言われると、確かに似てる。昔の映画の主題歌みたいだな。

 

02048 Don’t Give Up (ドント・ギブ・アップ) 68年37位  最後のTop40ヒット。ホーンのアレンジが好き。
 この後、「フィニアンの虹」(フランシス・フォード・コッポラ監督、フレッド・アステア主演)とか「チップス先生さようなら」(ハーバート・ロス監督、ピーター・オトゥール主演)とか、映画女優になった印象があったけど、ずっと歌い続けてる。88年には「ダウンタウン」のディスコ・ヴァージョンを出して、英国ではTop10に入ってる。

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コメント

ダウン・タウンもいいけど僕は「マイ・ラブ」と「ディス・イズ・マイソング」の方がすきですね。

Petula Clarkはいい曲沢山あります。
トニー・ハッチはすばらしいソングライターだと思います(This Is My Songは上にも書いたようにチャップリンですが)。

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