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2010年6月14日 (月)

5th Dimension, The (フィフス・ディメンション) 1/2(1967-1969)

 700組目のアーティスト。60年代後半というと、真っ先に頭に浮かぶグループの1つ。全員黒人だけど、そのコーラスワークはMamas & PapasAssociationに近い。R&B×ソフトロック×西海岸ポップスということで、私の好きな要素が満載だった。
 66年ロスアンジェルスでVersatilesの名前で結成。メンバーは女性2名(Marilyn McCoo、Florence LaRue、いずれも元ミスコン女王)、男性3名(Billy Davis Jr.、LaMonte McLemore、Ron Townson)。R&B路線を追求するもモータウン入りを果たせず、しかしJohnny Riversに見いだされ、彼のレーベルSoul Cityの最初のアーティストとして契約、5th Dimensionと改名し、サイケなファッションに身を包み、黒いママス&パパスとして売り出されて成功する。彼ら自身か、プロデューサーのBones Howeの才覚かは知らないが、選曲眼(って言う?)が素晴らしい。Jimmy Webb、Laura Nyro、Ashford & Simpson等、新進のソングライターの曲を次々取り上げヒットさせた(これに匹敵するのはThree Dog Night?)。ちょうど20曲Top40ヒットがあったので、2日に分けて紹介します。

 

01789 Go Where You Wanna Go (青空を探せ) 67年16位  Johnny Riversがプロデュースしたデビューシングルは不発に終わるが、2曲目がヒット。上に黒いママス&パパスと書いたけど、ママス&パパスのカヴァー(John Phillipsの作曲)。でも、やっぱり5th Dimensionと言えば、次の曲からだよね。

 

01790 Up-Up And Away (ビートでジャンプ) 67年7位  Johnny Rivers(この曲もプロデュース)の最大の功績は新進のJimmy Webb(「By The Time I Get To Phoenix」「MacArthur Park」!)を起用してこの曲を演らせたことだ。後に航空会社TWAのCMに使われるが、まさにそのイメージ。オーケストラのアレンジもいい。グラミー賞でRecord & Song Of The Yearを受賞。

 

 

01791 Paper Cup (ペイパー・カップ) 67年34位  プロデューサーはJohnny RiversからBones Howeへ(以降1808まですべて)。ただし、曲は同じくJimmy Webb。というか、「Ticket To Ride」以外すべて彼が作曲した2ndアルバム「The Magic Garden」の1曲。Harpers Bizarreとかに近いね。

 

01792 Carpet Man (カーペット・マン) 68年29位  これも「The Magic Garden」から。個人的にはちょっと技巧的すぎる感じがする。売れ行きが今イチだったため、再び路線転換。

 

01793 Stoned Soul Picnic (ストーンド・ソウル・ピクニック) 68年3位  Laura Nyroの曲。この時21歳だよ! このソウル風味のサイケなポップスが彼らの本領だよね。曲の展開もスリリング。Earth Wind & Fire結成のきっかけになったというのは本当か? プラチナディスク。

 

01794 Sweet Blindness (スウィート・ブラインドネス) 68年13位  当たれば次も同じ作曲家で、というのは当然だよね。1793と同じくLaura Nyroの2ndアルバム「イーライと13番目の懺悔」より。ジャグバンドっぽい。相変わらず一筋縄では行かない曲。

 

01795 California Soul (カリフォルニア・ソウル) 69年25位  Ashford & Simpson作。Laura Nyroの後で聴くとシンプル。可も不可もなし。

 

01796 Aquarius/Let The Sunshine In (The Flesh Failures) (輝く星座〜レット・ザ・サンシャイン・イン) 69年1位  5th Dimensionと言えば、この曲。一世を風靡した(と伝え聞く)ロック・ミュージカル「ヘアー」の最初の曲と最後の曲をメドレーにした大ヒット。6週連続No.1。ちなみにこの年のNo.1ヒットは他に「ゲット・バック」「ホンキー・トンク・ウィメン」「悲しみのジェットプレーン」等(ため息)。再びグラミー賞Record Of The Year受賞。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1。プラチナディスク。

 

01797 Workin’ On A Groovy Thing (愛の星座) 69年20位  Neil Sedakaの曲。1796〜明日の1799はアルバム「The Age Of Aquarius」より。邦題は星座つながり。微妙にラテン風味なのか、クセになる曲。

 

01798 Wedding Bell Blues (ウェディング・ベル・ブルース) 69年1位  Laura Nyro作曲の超名曲。5th Dimensionで1曲なら、「輝く星座」ではなくてこっちでしょう。この年メンバーのMarilyn McCooとBilly Davis Jr.が結婚したわけで、いきなり「♩Bill, I Love You So〜♩」って始まるから、てっきり彼らのために作られた曲だと思ってたけど、全然違ったんだね。というか、じっくり歌詞を読むと雲行きが怪しくなってくる。そもそもBluesだしな。それはともかく、ピアノとホーンのアレンジも好き。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1。プラチナディスク。

 

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コメント

珠玉の名曲が沢山。ビートでジャンプ(すごい邦題ですね)が、1位になって無かったのは意外でした。星空のふたりのMarilyn McCoo&Billy Davis Jr.は、ここの出身とは失念してました。

masa itouさん、こんばんは。
ライブの2曲以外は、「Very Best of 5th Dimension」というオシャレなジャケットの英国盤で揃います。
おすすめです。

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