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2010年2月14日 (日)

Fleetwood Mac (フリートウッド・マック)

 私がFleetwood Macを知ったのは75年、ポップロックバンドとしての新生Fleetwood Macだけれど、60年代からブルースロックバンドとして彼らのファンだった人達はどんな気持ちで聴いていたんだろう? 堕落とか思ったのかなあ?
 67年ロンドンで結成。初期のことはちょっとだけRocketsの「Oh Well」のところで触れた。渋谷陽一が絶賛していたParisのBob Welch時代を経て、75年にアメリカでブレイクする(英国ではそれまでも売れてたけど。Santanaのヒットで知られる「Black Magic Woman」とか)。この時のメンバーは、初期からのMick Fleetwood(ドラムス)、John McVie(ベース)、その後参加した夫人のChristine McVie(キーボード)、そして新メンバーLindsey Buckingham(ギター)とStevie Nicksのカップル。そして77年、史上2番目に売れたアルバム?「噂」がリリースされるんである。98年ロックの殿堂入り。

 

01552 Over My Head (オーヴァー・マイ・ヘッド) 75年20位  じわじわ上昇し、ついに1週だけNo.1になったアルバム「Fleetwood Mac」(ファンタスティック・マック)から初のTop40ヒット。これがスーパーグループとしての軌跡の始まりになるとは、予想していなかった。Christine McVie作。

 

01553 Rhiannon (Will You Ever Win) (リアノン) 76年11位  「Fleetwood Mac」から2曲目。可愛い顔からは想像しにくいハスキーな声の女性Stevie Nicksの作品。私もこの曲で彼らに注目してアルバムを聴き始めたんだっけな? ローリングストーン誌のベスト500で488位。

 

01554 Say You Love Me (セイ・ユー・ラヴ・ミー) 76年11位  「Fleetwood Mac」から3曲目。ピアノをフィーチャーしたChristine McVieの作品。私は人とは違ってChristine McVieのファンでした。

 

01555 Go Your Own Way (オウン・ウェイ) 77年10位  31週No.1、アメリカだけで1900万枚以上売れたアルバム「Rumours」(噂)からの初ヒット(世界では4000万枚!)。よく聴きました。Fleetwood Macと言えば、このアルバムと前のアルバムに尽きると思う。Lindsey Buckingham作のアップテンポなナンバー。当時の勢いを感じます。ローリングストーン誌のベスト500で119位。

 

01556 Dreams (ドリームス) 77年1位  「Rumours」から2曲目。Stevie作。唯一のNo.1ヒット。これが1位かよと当時思った。この曲が嫌いというわけではなく、他の曲(Christineの曲)は1位にならないのかと。アンニュイなボーカル? ところで、Stevieって男の名前じゃないのか? ゴールドディスク。

 

01557 Don’t Stop (ドント・ストップ) 77年3位  「Rumours」から3曲目。Christine作のピアノをフィーチャーした陽気なナンバー。彼女とLindseyがボーカルを取っている。

 

01558 You Make Loving Fun (ユー・メイク・ラヴィング・ファン) 77年9位  「Rumours」4曲目。マイフェイバリット。このリフが好きなんだよな。Holliesの「喪服の女」を思い出す。ギターのちょっとしたフレーズも好み。Christine作。

 

 

01559 Tusk (タスク) 79年8位  超大ヒット「Rumours」に次いで出されたアルバム「Tusk」(牙(タスク))からLindsey作のタイトルチューン。リズムとか、ちょっと実験的な感じもする面白い曲。

 

01560 Sara (セーラ) 79年7位  「Tusk」からStevie Nicksらしい曲。というか、彼女の場合割りと似たような曲が多いのだけれど。でも、彼女がソロとしても一番成功したな。85年にはStarshipの「Sara」もあったね。

 

01561 Think About Me (シンク・アバウト・ミー) 80年20位  「Tusk」から3曲目。Christine作。ギターのリフがロックっぽいですね。ただこの辺から記憶があやふやに。ちょっと飽きてきたのかなあ?

 

01562 Hold Me (ホールド・ミー) 82年4位  5週No.1に輝いたアルバム「Mirage」より、ChristineとRobbie Pattonの作品。コーラスのバックの音が気になるんだが。

 

01563 Gypsy (愛のジプシー) 82年12位  「Mirage」2曲目。タイトルからしてStevie。Lindseyのアルペジオがアクセントになっている。ジャケットを見ると、ひげを剃ったLindseyが写ってる。

 

01564 Love In Store (ラヴ・イン・ストアー) 82年22位  「Mirage」からChristineの曲。彼女にしてはちょっとキャッチーさに欠けるかな。コーラスとか面白いけど。

 

01565 Big Love (ビッグ・ラヴ) 87年5位  全盛期のメンバーでは最後となったアルバム「Tango In The Night」より。解散したと思われていて5年ぶりだったんだよね。ファースト・シングルはLindsey作のタンゴ調ギター?が聴けるエキゾチックなナンバー。♪アッ、アッ♪にハマる。個人的にはこのアルバムで往年のクオリティが戻ったと思っている。

 

 

01566 Seven Wonders (セヴン・ワンダース) 87年19位  七不思議。「Tango In The Night」からStevieとSandy Stewartの曲。この曲のStevieのボーカルは好きです。

 

01567 Little Lies (リトル・ライズ) 87年4位  「Tango In The Night」からChristineとEddie Quintelaの曲。後期(今でも現役だけど)ではこの曲が一番好き。新日本紀行風?キーボードがアクセント。アダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。

 

01568 Everywhere (エヴリホエア) 87年14位  「Tango In The Night」からChristineの曲。これもアダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。このアルバムを最後にLindseyが脱退。ほとんどのヒット曲はChristineかStevieの曲だけど、プロデュースには皆Lindsey Buckinghamが関わっていて、彼が音を作っていたと思って間違いない。

 

01569 Save Me (セイヴ・ミー) 90年33位  最後のTop40ヒット。ChristineとEddie Quintelaの曲。可も不可もなし。現在でもChristineを除く全盛期のメンバー4人で活動していて、03年にはカムバック・アルバムが大ヒットしている。

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音楽 70年代 Fleetwood Mac」カテゴリの記事

コメント

Fleetwood Macは、私もよく聴いた(ハマったというほどではないが)。

■Tusk
>リズムとか、ちょっと実験的な感じもする面白い曲。
そうですね。
私はかなり気に入っていた。
彼らは全体にドラムスが強調されたミキシングが特徴という気がするが、この曲はそれがとくに目立つ。
余談だが、他にドラムスが目立つと言えば、Power Stationの『Some Like It Hot』、Pete Townshendの『Face The Face』、Led Zeppelinの『Black Dog』、それにDavid Bowieのアルバム『Low』の一連の曲あたりが印象に残っている。あと意外にChicagoの『Old Days』も。

■Sara
ずっとオール・タイム・マイ・ベスト5ぐらいに入っていた。今でも彼らの曲ではピカイチ。
この曲もドラムスが特徴的。
この手の、すごく単調だけど淡々と盛り上がる(?)曲に弱いのかもしれない。

■Big Love
こういう一発芸みたいな曲は当たり外れが大きい気がするが、これは成功した口かな。しつこく展開しなかったのは正解だと思う。
>♪アッ、アッ♪にハマる。
同感です。

■Little Lies
これも割に単純なつくりだと思うが、結構好きでした。
Christineのメロディはどの曲もよくできているんだけど収まりがよすぎる嫌いがあると思う。しかし、この曲はLindseyとStevieの合いの手(?)が絶妙なアクセントになっていて秀逸。

かてぶしさん。
Tusk以降のみにコメントがついたのは意外でした。
Saraがオールタイム・ベスト5というのも。
音づくりはLindseyが仕切っているんだと思ってたけど、どうなんだろう?

『噂』はジャケもいいですね。
スティーヴィー・ニックスは一時期けっこう好きだったりして、今となっては妙にはずかしい思い出です。

ちなみに、昔からのファンがどのように感じたかはわかりませんが、ポップロック時代を先に聞いてから、昔に戻って聞いた印象では、完全に別バンドですよね。

ギターが気になるせいか、ピーター・グリーンの時代の音も、たまに聴きたくなります。

空犬さんからフリートウッドマックに書き込みがあるのも意外でした。
ありがとうございます。
>『噂』はジャケもいいですね。
「噂」のジャケットは私も大好きでした。

>スティーヴィー・ニックスは一時期けっこう好きだったりして、今となっては妙にはずかしい思い出です。
みんなスティーヴィー・ニックス好きだったので、私はあえてちょっとおばさんだけど、クリスティーン・マクヴィーのファンになりました。

>ギターが気になるせいか、ピーター・グリーンの時代の音も、たまに聴きたくなります。
ピーター・グリーン時代も好きです。文中からリンクしたRocketsのところに、当時の映像も載せてあるので、観て下さい。

私もリアルタイムは Over My Headからです。
そしてリアノンでぶっ飛びました(武道館LIVEにも行きましたよ!)

リアノンで Stevie Nicks大好きになりましたが、Don't Stopや You Make Loving Fun聞いて以来
私も Christin派です。美しいですしね(笑)

先日のグラミーで、Taylor Swiftとジョイントで Stevie Nicksが出てきたのはびっくりしました。
Rhianonのイントロ、涙チョチョ切れました(笑)

ChanparaさんもChristine派ですか?
でもRhiannonもいい曲ですよね。
グラミーのRhiannonは私も聴きましたよ。

最初にノックアウトされたのはGo Your Own Way ですが後にベスト盤を買うほどFleetwood Macは好きでしたね~ やっぱりRumoursからの曲がどれも好みです 私もYou Make Loving Fun 大好きですね Christineのもわっとした声が魅力的です\(^o^)/

「噂」のレコードはまだ持っているはず。You Make Loving Fun、いいですよね!

ここ1カ月ほどでなぜか CD をいっぱい入手したんだが、すっかり懐メロオヤジで Bryan Ferry 4枚、Brothers Johnson 3枚、Rolling Stones 3枚(ここまではほぼ70年代)、そして Fleetwood Mac 6枚。
改めて聞いて、やっぱり私は『Sara』が断トツ、続いて『Tusk』も相当好き(「The Dance」のライブバージョンにちょっとハマっている)、後は『Big Love』『Little Lies』『Go Your Own Way』かな。
って、7年近く前に書いたコメントとほとんど変わってないですね。
シングルヒット以外だと『World Turning』とか『The Chain』とかも好きですが。
アルバム「Fleetwood Mac」も「Rumours」ももちろん嫌いではないのだけど。

Dreamsが何と43年ぶりのヒット。TikTokで曲が使われたためだが、なぜあれがそんなに流行るのか私には意味不明。誰か教えてください。

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