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2010年1月 1日 (金)

Abba (アバ)

 あけましておめでとうございます。このブログも1日も欠かさず足掛け3年目に突入です。最近は修行に近い状態になっております。どんどんアーティストがマイナーになっていますが、元旦くらいはメジャーどころということで、昨年のU2に続き、今年はABBA!
 70年代から80年代にかけて世界を席巻したスウェーデン出身のポップ・グループ。アグネッタ(Agnetha Faltskog)×ビョルン(Bjorn Ulvaeus)、ベニー(Benny Andersson)×フリーダ(Anni-Frid Lyngstad)の2組の夫婦からなる(いずれも離婚してしまうが)。71年に活動を開始、当初は全員の名前を連ねていたが、あまりに長いので、74年から全員のイニシャルを取ってABBAとなる。この名前はスウェーデンの魚の缶詰会社の名前でもあるらしい。BABAという案もあったそうだが、これじゃあ日本では売れないね。
 世界中でヒットを出し続け(例えば英国では9曲のNo.1がある)、累計売上枚数は3億7000万枚とも。83年に解散するが、人気や影響は根強い。後期のヒット曲はヨーロピアン・ディスコの先駆けとなったし、92年にはシンセポップ・デュオErasureのカヴァー「ABBA–ESQUE」(アバエスク)がヒットした。同じ年にベスト盤「ABBA GOLD」が英国で1位になり、世界的に大ヒット、またABBAのヒット曲を使ったミュージカル「マンマ・ミーア」はロングラン公演を続け、昨年には映画にもなった。今年ロックの殿堂入りするはず。

01446 Waterloo (恋のウォータールー) 74年6位
 ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト優勝曲で、彼らの名前を世界に知らしめた。日本ではこの前があって、ビョルン&ベニーの「木枯らしの少女」(She’s My Kind Of Girl)が7位のヒットを記録している。
 ポップスファンとしてはもちろん大好きな曲。グラムロックをベースに発想した曲なんだそうだ。ウォータールーが世界史で習ったワーテルローであることを知ったのはずいぶん後のことだった。英国ではNo.1。

01447 Honey, Honey (ハニー、ハニー) 74年27位
 まだまだ初期のアバって感じで、バブルガムっぽさが濃厚。何か「Mamma Mia」に似てるなあ。

01448 SOS (SOS) 75年15位
 「Waterloo」の一発屋と思われていたAbbaが世界に放った大ヒット。当時私の中では1位を独走した曲。この手の北欧(東欧?)っぽいちょっと陰りのあるポップスはMary Hopkinからt.A.T.u.に至るまでマイ・フェイヴァリットなのです。

01449 I Do, I Do, I Do, I Do, I Do (アイ・ドゥ・アイ・ドゥ) 76年15位
 後のパーフェクトなアレンジの曲もいいけど、初期?もいいねえ。ノスタルジックな雰囲気の曲調にハマる。

01450 Mamma Mia (ママ・ミア) 76年32位
 上にも書いたけど、99年にロンドンで初演されたミュージカル「マンマ・ミーア」のタイトル曲。「Mamma Mia」はイタリア語でOh My God!って感じらしい。この曲のヒットをきっかけに、アバはスウェーデンでボルボ以上に外貨を稼ぐことになる。英国ではNo.1。

01451 Fernando (悲しきフェルナンド) 76年13位
 元々はfridaのソロのために作られた曲。アメリカでのヒット曲としては初めてのバラード。この曲聴くと「コンドルは飛んでいく」を思い出すんだよな。英国ではNo.1。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1。

01452 Dancing Queen (ダンシング・クイーン) 77年1位
 アバと言えば「ダンシング・クイーン」。アメリカで唯一のNo.1ヒット。いつ聴いてもイントロが印象的。サビから入る構成もアレンジも素晴らしい。英国でもNo.1。Rolling Stone誌のベスト500では171位。ゴールドディスク。

01453 Knowing Me, Knowing You (ノウイング・ミー、ノウイング・ユー) 77年14位
 「Dancing Queen」と同じアルバム「アライヴァル」から。この頃の曲は完成度が高いねえ。英国ではNo.1。

01454 The Name Of The Game (きらめきの序曲) 78年12位
 かなりアレンジに凝ったバラード。「恋はワイルドシング」風リフもあり。凝りすぎで透き通るような爽やかさにはちょっと欠ける。英国ではNo.1。

01455 Take A Chance On Me (テイク・ア・チャンス) 78年3位
 アカペラで始まるイントロが印象に残るし、コーラスのアレンジが面白い。1454とこの曲は「The Album」より。「アバ・ザ・ムービー」はこの頃かな? 英国ではNo.1。ゴールドディスク(アメリカでは「Dancing Queen」より売れた)。

01456 Does Your Mother Know (ダズ・ユア・マザー・ノウ) 79年19位
 ヨーロピアン・ディスコに傾斜したアルバム「Voulez-Vous」より。ビョルンがリードボーカルを取っている珍しい曲。ヒット曲ではこれだけじゃないかな?

01457 Chiquitita (チキチータ) 79年29位
 「Fernando」パート2って感じがします。日本でも人気のあったバラード。他に日本で売れたのは同じ頃の「Voulez-Vous」や「Gimme! Gimme! Gimme!」だから、ディスコものだったね。

01458 The Winner Takes It All (ザ・ウィナー) 80年8位
 ビョルンがアグネッタとの離婚をテーマに書いた曲といわれている。歌詞はよくわからんが、スタンダードになるようないい曲だと思う。英国ではNo.1(この後、「Super Trouper」が最後のNo.1になる)。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1。

01459 When All Is Said And Done (ホエン・オール・イズ・セッド・アンド・ダン) 82年27位
 最後のTop40ヒット。メロディにキャッチーさが欠けていて、あまり魅力を感じない。アバ解散後ビョルン&ベニーはミュージカル「Chess」の作曲を担当、「One Night In Bangkok」をヒットさせる。

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音楽 70年代 Abba」カテゴリの記事

コメント

とにかく良質のポップソングばかりで好きでした。
あえて言うなら、初期が好き。
「ABBA The Movie」の頃ぐらいまでかな。

『Money Money Money』ってTop40には入らなかったんですね。
かなり好きだったんだけど。
あと『Tiger』とか(そもそもシングルカットされてないか?)。

■Waterloo
この曲は、日本ではまだ「ビョルン&ベニー」名だったと思います。
『木枯らしの少女』も好きでした。

■Honey, Honey
日本では『Hasta Manana』のB面じゃなかったかな。
『Hasta Manana』も、余計な飾り付けのないよくできた曲でした。

■SOS
>この手の北欧(東欧?)っぽいちょっと陰りのあるポップス
そうか、そういうくくり方ができるんですね。
彼らの魅力のひとつに透明感とともに硬質さ・乾燥感があると思います。
夫婦2組だけどベタベタ(見つめ合ったり)しない。
ボーカルも相当うまいと思うんだけど変に感情移入せず歌い込まない。
この曲にも、そういう点で惹かれました。
私もABBAでは一番好きな曲だったかな。

■The Name Of The Game
>凝りすぎで透き通るような爽やかさにはちょっと欠ける。
同感です。
「The Album」では『Thank You For The Music』が名曲でした。

■The Winner Takes It All
>スタンダードになるようないい曲だと思う。
これも同感。

いやぁ、やっぱり曲づくりもボーカルも、達者な人たちだったなぁ。

アバは初期、中期、後期それぞれに魅力があると思いますが、1曲挙げろと言われると私も「SOS」ですね。
「恋のウォータールー」はビョルン&ベニーで出てたはずです。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ABBAのアルバムは幼稚園終わって、小学校に上がるくらいの子供の時に、クリスマスプレゼントで親戚(伯父)に買ってもらいました。
洋楽のアルバムをおねだりするってどんな子供だよ?って感じですが、幼少時からおそろしく洋楽好きだったのです。
(母が毎日、家で洋楽流していた影響で)

私もSOSが一番好きでしたね。
でもってt.A.T.uを初めて聴いた時、「ロシア版ABBAじゃん」って、やっぱり思いました。

RAYさんからABBAにコメントがあるとは!(嬉しいです。) 幼稚園生ですか! 「SOS」好きな人多いんですね。自分だけかと思ってました。今年もよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます

今年も楽しみにいています。よろしくお願いします!

私の場合のABBAは、自分が多分中学1年のときの
落ち葉のメロディ Hasta mananaです。
なんとなくドーンの、幸せの黄色いリボンに似ていますが、これぞ良質ポップスの真髄と思っています!

chanparaさん、あけましておめでとうございます。
アスタ・マニャーナもいい曲ですね。確かに「幸せの黄色いリボン」に似てますね。
今年もよろしくお願いします。

2011年7月28日、NHKのBSで『Amazing Voice 驚異の歌声 ハイトーン伝説 ABBA』という番組をやっていた。
北欧の伝統的な発声法をベースにしたAgnethaとFridaの強い高音の魅力や、ビブラートが共振(?)することで本来声域に違いのある2人の声が一体化することなど、なるほど!とうなずきたくなる話が盛りだくさんでした。

SAKURAMさんの70年代を遡って読んでみようと思い、まずはABBA!と思ったら一度コメントしてるんですね、忘れてました(汗)
SAKURAMさんのTop40リストで見るとMama Mia以降、私的にグッと来る曲がなくなってしまいました。今でもヴーレーヴー、ギミギミギミなんかは好きなんだけどシングルカットされなかったのかな?
あと私もAmazing Voice見ました。いい番組でしたね。

chanparaさん、こんばんは。
Voulez-Vousは最高位80位、Gimme! Gimme! Gimme!はHot100には入らなかったようです。
ちなみに英国ではどちらも3位まで行っています。
Voulez-Vousのハッ、ハッというところが、当時好きでした。

22日の夕方、J-WAVEで1時間ABBAの特集をやっていて、改めて私は初期が好きだったんだということを自覚しました。
で、初期の曲だけ集めてプレイリストを作ろうかと思ってiTunesのライブラリーを見返していたのですが、「ABBA GOLD」とかには思いのほか初期の曲が入っていなくて、ええいっと「Ring Ring」「Waterloo」「ABBA」「Arrival」を大人買いしちゃいました。

ABBAはシングルヒットしか知りません。アバゴールド コンプリートエディションという2枚組CDを持っているだけです。ところで、木枯しの少女って日本でしかヒットしてないんですね。スウェーデンでもヒットしてないみたいです。そういうのを見つけてくる人がいたんでしょうね。イングランドダンとジョンフォードのシーモンの涙も同じようなパターンです。

> ABBAはシングルヒットしか知りません。アバゴールド コンプリートエディションという2枚組CDを持っているだけです。

そうだったんですか。
初期のアルバム(リアルタイムで聴いたのはレンタルレコードですらなくてエアチェックしたカセットテープだったと思いますが)は、良質のポップナンバーばかり詰め込まれていて、聴いているとウキウキしてきます。
「Ring Ring」では『People Need Love』『Nina, Pretty Ballerina』『Me And Bobby And Bobby'S Brother』『I Am Just A Girl』、「Waterloo」では『Dance (While The Music Still Goes On)』『What About Livingstone』、「ABBA」では『Bang-A-Boomerang』『I've Been Waiting For You』、「Arrival」では『My Love, My Life』『Tiger』など、挙げていけばキリがありませんが、みんな懐かしい!

> 木枯しの少女って日本でしかヒットしてないんですね。

私にとって、(知らずに耳にしていたBeatlesとかではなく)自分の意思で意識して聞いた洋楽の最初は、たぶんPinky & Fellasの『Manchester & Riverpool』なんですが、あの曲も日本だけのヒットだったというのを最近知りました。
『木枯らしの少女』も『Manchester & Riverpool』も、AM ラジオから流れていた曲、という印象がとっても強くて、その頃の雰囲気を思い出します。

新年早々、昔を懐かしむおっさん的コメントになってしまいました……。

マンチェスターとリヴァプール、懐かしいなあと思って調べたら、オリジナルは恋はみずいろのアンドレポップの作曲で、ピンキーとフェラスってのはピンキーとキラーズにあやかって、日本で勝手につけた名前なんですね。こちらもおっさんのコメントでした。

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