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2009年10月26日 (月)

Kiss (キッス)

 ブリティッシュ・インヴェイジョンとか言っておきながら、気が変わって今日はKiss。70年代「ミュージック・ライフ」ではQueenAerosmithとこのKissが御三家であった。白塗りのメイクと火を噴くステージ・パフォーマンスが…等と私が説明するまでもないので、とても詳しいウィキを見て下さい。
 73年ニューヨークで結成。オリジナル・メンバーはGene Simmons(ベース、キャラ=The Demon)、Paul Stanley(ギター=Star Child)、Ace Frehley(リードギター=Space Man)、Peter Criss(ドラムス=The Cat、今まで鼠だと思ってたよ!)。新興レーベルCasablanca(Donna Summerもいた)と契約。

01245 Rock And Roll All Nite (ロックン・ロール・オール・ナイト) 75年12位
 売れずに苦しんでいたKissにとってもCasablancaにとっても、起死回生となった2枚組ライブアルバム「Alive!」(地獄の狂獣)から生まれた初のTop40ヒット(先にシングルカットされていたスタジオ・ヴァージョンは最高位68位)。私にとってKissと言えばずーっと「Rock And Roll All Nite」。

01246 Shout It Out Loud (狂気の叫び) 76年31位
 大ヒットした4枚目のスタジオアルバム「Destroyer」(地獄の軍団)から。プロデュースはAlice Cooper(Kissのオリジンだね)も手掛けたBob Ezrin。派手でギミックにあふれた外見とは異なり、実にストレートなハードロック。後にライブヴァージョンもシングルカットされる。

01247 Beth (ベス) 76年7位
 一世を風靡した感があるのに、シングルヒットの実績は思ったほどではない。最もヒットしたのは、Peterが歌ったこのバラード。Kissと言えば、やはりライブだし、何よりもキャラクターだったということだろう。ゴールドディスク。B面がかの「Detroit Rock City」。「Destroyer」収録。

01248 Hard Luck Woman (ハード・ラック・ウーマン) 77年15位
 「Rock And Roll Over」(地獄のロックファイアー)より。とにかくしつこいくらい「地獄」がタイトルについてたなあ。この曲もPeterが歌ってるが、バラードは彼の担当だったのか。でも、作ったのはPaul。「Beth」にしてもこの曲にしても、ハードロック・バンドにありがちな大仰なバラードでないのは好感が持てる。ひどく素朴というか。

01249 Calling Dr. Love (悪魔のドクター・ラブ) 77年16位
 これも「Rock And Roll Over」収録。Gene作。とにかくシンプルでストレートでポップ。「ハッ」て、和田アキ子か。

01250 Christine Sixteen (クリスティーン・シックスティーン) 77年25位
 最大のヒットアルバム「Love Gun」からGeneの作品。相変わらずシンプルでストレートでポップ。「I Gotta Have You!」ってセリフが印象に残ってる。ちなみにタイトル曲の「Love Gun」は何故かTop40には入らなかった。

01251 Rocket Ride (ロケット・ライド) 78年39位
 ライブアルバム「Alive Ⅱ」に入っていたスタジオ録音の新曲。珍しく歌っているのはAce。他のシングルに比べるとギターがフィーチャーされてる。もう少し売れてもよかったように思うけど。

01252 I Was Made For Lovin’ You (ラビン・ユー・ベイビー) 79年11位
 「Kissもディスコかよ」ってのが当時の感想だったが、今聴くと懐かしいなあ。「Da Ya Think I’m Sexy?」を思い出す。Paul+Vincent Poncia(Trade Windsの)+Desmond Child(Bon Jovi、Aerosmith等ヒット曲数知れず)作。Kissでは日本で多分一番売れたシングルではないか。桑名正博「セクシャル・バイオレットNo.1」(作曲は天才筒美京平先生)の元ネタ。キヤノンの「EOS Kiss Digital」のCMにも使われていた。ゴールドディスク。

01253 Forever (フォーエヴァー) 90年8位
 80年にPeterが、82年にはAceが脱退、80年代前半は低迷を続けたKissが久々に出した大ヒット。これが当時よくあったヘビメタバンドのパワーバラードなんだよね。Paulと何とMichael Boltonの作品だし。おいおいって感じ。

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音楽 70年代 Kiss」カテゴリの記事

コメント

どうでもいい感想ですが。
キャラクター的にはPaul Stanleyがイケメンでボーカルもメインという感じなのだが、どうも私的には彼が一番お馬鹿でKissをもう一歩洗練させられなかった元凶のように思えてしまう。
歌はPeter Criss(最近、乳ガンになって、撲滅キャンペーンとかやってるんですよね)が一番うまいし、Gene Simmonsにはインテリジェンスを感じるし、一番さえないAce Frehleyは逆に職人ぽさが見えて渋いんだけど。

■Rock And Roll All Nite
この曲が売れたときは、こぢんまりした(って別に悪い意味ではないです。ニュアンス伝わるかなぁ)ハードロックバンドという印象だった(スタジオ・バージョンはいっそう「こぢんまり」感が強い)が……。

■Shout It Out Loud
この曲(の入ったアルバム)で、センスのよいハードロック・ポップ(?)っぽい路線が成功した感がある。Bob Ezrinの腕なんだろうか。
ピアノが利いてて、無闇に長く引っ張らない潔さも好感が持てた。

■Calling Dr. Love
私はこの曲が一番ハマった。ライブ・バージョンも結構イケる。

>キャラクター的にはPaul Stanleyがイケメンでボーカ
ルもメインという感じなのだが、どうも私的には彼が一番お馬鹿でKissをもう一歩洗練させられなかった元凶のように思えてしまう。

かてぶしさんは昔からPaul Stanleyが嫌いでしたよね。

>■Rock And Roll All Nite
>この曲が売れたときは、こぢんまりした(って別に悪い意味ではないです。ニュアンス伝わるかなぁ)ハードロックバンドという印象だった(スタジオ・バージョンはいっそう「こぢんまり」感が強い)が……。

こぢんまりというのは、私の言うシンプルなのではないかと思いますが。ライブバージョンを聴いた方が先なんで、スタジオバージョンを聴いた時は私もそう思いました。

>かてぶしさんは昔からPaul Stanleyが嫌いでしたよね。
あれ?
昔から言ってましたか。

>こぢんまりというのは、私の言うシンプルなのではないかと思いますが。
うーん、確かにシンプルと言えばシンプルですが。
Status QuoとかAC/DCとかもごくごくシンプルというかナントカのひとつ覚え的なサウンドなんだけど、真似のできない個性がギラギラしているイメージ。
初期のKissは、例えばピアノのお稽古をして、相当な技術を身につけて、モーツァルトもリストもばっちり譜面通り弾きこなすんだけど、それだけ、という感じなんですよね。
あえて破綻を演出する余裕がないと言うか、いい意味で予想を裏切られることが少ない。
ま、だけどきっちり仕上がった良質のハードロックという言い方もできる、ってとこかな。
ちなみにSAKURAM氏の言う和田アキ子的「ハッ」とか『Detroit Rock City』のSEとか、ああいうちょっとした味付けができると、余裕が感じられるんですね。

Argentの今年のライブでRod Argentが『God Gave Rock And Roll To You』を紹介するとき「他のバンドで大ヒットしたけど曲をつくって最初に録音したのは俺たちだ」と力説してた。
ま、UKでの話だし、どーでもいいけど。

ところで、『Shout It Out Loud』のコメントで「ピアノが利いてて、無闇に長く引っ張らない潔さも好感が持てた」と書いたのに、デジタルで出たGreatest Hitsのアレンジだとピアノが相当後景化しちゃってるんですね。

MLが推しに押した3大バンド 私はもちろん?!QUEEN派でした Kissは最下位(^^; でも Hard Luck Woman は好きです 言われてみれば確かにあんなビジュアルとかけ離れた素朴さですね~

私は3つの中ではAerosmith でした。

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