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2009年10月20日 (火)

Chordettes, The (コーデッツ)

 「♪パンパンパンパンパンパンパンパン、パンパンパンパンパン、ミスター・サンドマン♪」が有名なChordettes。バーバーショップ・ハーモニーと呼ばれるアメリカの伝統的なポピュラー・ミュージックと50年代後半以降のロック・エラの橋渡しをしたのが、このグループ。
 46年にウィスコンシン州出身の大学の仲間4人で結成、女性版バーバーショップ・カルテットの走りである。メンバーはJanet Ertel(バス)、Carol Buschmann(バリトン)、Dorothy Schwartz(リード、後にLynn Evans)、Jinny Osborn(テナー、一時Margie Needhamに)。49年よりAuthur Godfrey’s Television Showにレギュラー出演、番組のディレクターを務めていたArchie BleyerとJanetが結婚し、Chordettesも彼が52年に創設したCadenseレコードと契約した。彼女の娘JackieはやはりCadense所属のEverly BrothersのPhil Everlyと結婚している。2001年ボーカルグループの殿堂入り。

01228 Mr. Sandman (ミスター・サンドマン) 54年1位
 7週No.1に輝いたロック・エラ直前の大ヒット。こういうのがバーバーショップ・ハーモニーの典型なんであろう。バーバーショップ・ハーモニーについては、こちらを参照。「砂男さん」って何だ?と思ってたら、人を眠りに誘う砂の妖精のことらしい。ホント美しくてお洒落でクラシックなコーラス。55年にFour Aces、81年にEmmylou Harrisのカヴァー・ヒットあり。ゴールドディスク。

01229 Eddie My Love (エディー・マイ・ラヴ) 56年14位
 Teen Queensのドゥーワップをカヴァー(同時期にFontane Sistersもカヴァーしている)。黒人のドゥーワップを白人コーラスグループがカヴァーしてオリジナルよりヒットするパターンはよくあるが、これはオリジナルも同じくらいヒットした。もちろんオリジナルの方が好きだが、悪くない。

01230 Born To Be With You (ボーン・トゥ・ビー・ウィズ・ユー) 56年5位
 50年代女声コーラスグループの中では、Chordettesはポップさが売り。この曲はカントリー・フレイバー。

01231 Lay Down Your Arms (レイ・ダウン・ユア・アームズ) 56年16位
 この手の曲は何と呼べばいいんだろう? 私の語彙で言うと、マーチ風のカントリー? Anne Shelton盤が英国では1位になっている。

01232 Just Between You And Me (ジャスト・ビトウィーン・ユー・アンド・ミー) 57年8位
 こうして聴いてみると、結構カントリーっぽいポップスが多いなあ。Jack Keller作。

01233 Lollipop (ロリポップ) 58年2位
 日本ではこの曲が最も有名。ロックンロールの時代になってからの、彼女達らしいコーラスが聴ける。オリジナルはRonald & Rubyだが、Chordettesのヴァージョンの方がヒット。映画「スタンドバイミー」で使われ、昨年にはキリンの「スパークリングホップ」のCMで流れていた。

01234 Zorro (ゾロ) 58年17位
 Zorroは怪傑ゾロのこと。馬の蹄と、ヒュッヒュッヒュッというムチの音が入ってる。TVシリーズのテーマ曲を取り上げたもの。

01235 No Other Arms, No Other Lips (ノー・アザー・アームズ・ノー・アザー・リップス) 59年27位
 Brownsとかを思い出した。

01236 Never On Sunday (日曜はダメよ) 61年13位
 ジュールス・ダッシン(監督・主演)&メルナ・メルクーリ(主演)の映画「日曜はダメよ」の主題歌(60年アカデミー賞歌曲賞受賞)を取り上げている。オリジナルはDon Costa。パンパンパン…で始まると、Chordettesって感じがする。61年にグループは解散し、最後のヒット曲となった。

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