« Hot Butter (ホット・バター) | トップページ | Chi-Lites, The (シャイ・ライツ) »

2009年2月23日 (月)

Zombies, The (ゾンビーズ)

 「Time Of The Season」(二人のシーズン)のヒットであまりにも有名。61年ロンドン郊外で結成、キーボーディストのRod Argent率いる5人組。ブリティッシュ・インヴェイジョン勢の中でも黒っぽい。米国では3曲がベスト10入りしたが、本国英国ではあまりウケず。実力の割には不遇だったイメージあり。

00717 She’s Not There(シーズ・ノット・ゼア) 64年2位
 デビュー・シングル。アニマルズにも通じる名曲。ロッド・アージェントのジャズっぽいオルガンもカッコいいです。77年にSantanaがカヴァーしてヒット。

00718 Tell Her No(テル・ハー・ノー) 65年6位
 超名曲。ロッド・アージェント天才! 20年経ってこの感じがStyle Councilになったんではないか? 叙情的でジャジーな演奏と、「No,No,No」と繰り返すビート・グループ的コーラスが微妙にマッチしていてサイコー。83年にJuice Newtonがカヴァーしてヒット。
 英米ではヒットしなかったが、日本のGSカーナビーツ「好きさ好きさ好きさ」のオリジナル曲「I Love You」も同じ頃にシングルで出ている(アメリカではPeopleでヒット)。

00719 Time Of The Season (二人のシーズン) 69年3位
 68年に出たアルバム「Odessey & Oracle」は現在は傑作とされているが(私は未聴)、当時は売れずグループは解散。CBSのプロデューサーだったAl Kooperによりシングルカットされたこの曲が1年後に大ヒットした。しかし、グループは再結成されず、ロッドはArgentを結成する。
 アーッてため息?が昔から好き。後はやっぱりキーボードのカッコよさ。日本でも6位まで行ったヒット曲。ゴールドディスク。

« Hot Butter (ホット・バター) | トップページ | Chi-Lites, The (シャイ・ライツ) »

音楽 60年代 Z」カテゴリの記事

コメント

はい、彼らの曲はどういうわけかみんなカッコイイです。
センスを感じます。
「She’s Not There」も「Tell Her No」も「I Love You」も「Time Of The Season」も生まれる前の曲なのに(ウソです)なぜかみんな昔から知っていた記憶があります。
たぶん、当時のGSがカバーしていたのだと思うんですが、そのカバーもザ・タイガースがThe Bee Geesをカバーするみたいな歌謡曲寄りの感じではなくて、なかなかトンガっていたような気がします。

かてぶしさん、お久しぶりです。ゾンビーズ、というかロッド・アージェントのセンスはスゴいわ。今度アルバムを買ってみようと思います。多分2枚しかないはずですが。「Tell Her No」で微妙にマッチと書いたんですが、あれは別の曲をくっつけたとしか思えない。

これも好いですねー。これはアルバムからのシングルカットだったんですか。この頃はヒットした曲しか知らなかったもので、シングル盤しか買いませんでしたけど。

「二人のシーズン」のことだと思いますが、私も収録されていたアルバムのことを知ったのはずっと後のことです。
当時はこのアルバムは売れず、グループは解散してしまったわけで、後になって傑作アルバムとして再評価されたようです。

先日、ロックの殿堂入りのニュースで久々に「ゾンビーズ」という活字を目にしました。

改めて聴いて、Rod Argentの、凝ってるけど嫌味のないコード進行はやっぱり絶品だと痛感しています。

ゾンビーズがロックの殿堂入りしたんですね。どういう基準なんでしょう? 結局私はオデッセイ&オラクルを買うこともありませんでした。テルハーノーはセンスいいなあ。

SAKURAMさんのコメントを見て、そう言えばプレイリストのどこかに「Odessey and Oracle」が眠っていたなーと思って年末に探して、ここ数日はハマってしまっています。
プレイリストに入っていたのは26曲収録のものと18曲収録のものの2バージョンでしたが、オリジナルは12曲だったというのもさっき調べて知りました。
なにぶんリアルタイムで聴いていたわけではないので、最初の印象が「思ったほど取っつきやすくないなー」でスルーしてしまっていたのでした。
いや、でも今聴くと、いいっ!
ブルースとは無縁だけど(と言い切っていいのかなとも思いますが)これは「ど」ブリティッシュです。
あ、でもThe Byrdsとか近いものがあるのかな?
60年代後半のロックが最も活きが良かった時代の音、でしょうかね。

Odessey and Oracle、YouTubeに上がっていたので、初めて聴きました。正直1回聴いただけでは何とも言えませんね。とにかく評価がスゴく高いアルバムですが。それからタイトルのスペルが間違っているのは有名な話です。

ファーストアルバムの「Begin Here」も買いました。
これもYouTubeにあるんですね。
こちらは1曲目から「黒い」音!
この曲もカッコいいけど、2曲目に出てくる『Summertime』にはノックアウトされました。

しつこいですが「Odessey and Oracle」、最高です。
どの一曲をとっても駄作のない珠玉の名品集です。
個人的には「Rumours」とかより上かも。
YouTubeに「Odessey and Oracle Revisted 40th Anniversary Concert」が上がっていますが、見た目は完全によぼよぼ爺さんの集まりなんだけど、どうして立派に声も出るしキレイにハモるし、素晴らしい。
アルバムを曲順まで忠実にカバーした上、アンコールは『Tell Her No』と『She's Not There』と、嬉しいプログラムです。

リアルタイムでゾムビーズ(デビュー当時日本ジャケットでの表記はそうなっていた)を聞いてきた一ファンです。ゾンビーズとはよくつけたものです。当時イギリスで初めてゾンビ映画が作られ流行っていました。ドラキュラ映画が廃れて別のホラー映画が注目されてた時代です。
ジャズを取り入れたという意味でゾンビーズは特異なバンドでした。デビュー曲が「サマータイム」でジャズのワルツ調にアレンジされていた。メンバーの二人が眼鏡をかけており(フレディーとドリーマーズのような)マイナスイメージだった。バンドは忘れかけたころになぜか曲がカバーされて復活、何度も再評価され、グループ名としては失敗だったといわれながらも解散後も生き続けるという皮肉な結果になった。「オデッセイ」も発売された当時はすでに解散していたのだけれどアルクーパーが「イギリスで購入したアルバム50枚中雑草の中に咲く1輪のバラのように輝いていた」というコメントでとたん注目された。当初アメリカはDATEレーベルというマイナーレーベルがアルバムを発売していた。ジョンレノンがプロデュースしたい唯一のグループと言っていたのだが、そういわれてみると「time of the season」のイントロと「come together」はどこか似ている。

hokkmakkさん、はじめまして。リアルタイムの情報、ありがとうございます。私は後追いです。確かに「シーズ・ノット・ゼア」のジャケットを見たら、「ゾムビーズ」となってました。「Time of the Season」と「Come Together」のイントロの類似は気づきませんでしたね。これからもよろしくお願いします。

コメントに参加できて嬉しいです。
ロッド・アージェントが「ゾンビーズというバンド名には問題があった」とインタビューで話していました。私はドラマーのヒュー・グランディーが好きだったのですが今はパブのオーナーになっているようです。ギターのポール・アトキンソンはゾンビーズ解散後MCAのA&Rとして1991年に就職、重役クラスまで出世しましたが2004年4月に腎臓の病気で亡くなっています。結婚当初は眼鏡からコンタクトに変えイメージチェンジをしていました。ジョン・レノンの眼鏡と同じような(牛乳瓶の底のような)レンズでしたが・・・。


「Time of the season」の歌詞について。

この曲は現代版(1967年版)ガーシュインの「サマータイム」かも知れません。

「コットン」を「愛」に置き換えているのでは?或いは、「サマータイム」であやされていたベビーが成長し歌い手はその少女に語り掛けている。愛情をこめてこう言っている「お父さんは金持?」。

決して歌詞は卑猥な意味やSEXを暗示してはいない(RodとChrisはmake love的な歌はあまり書かない)

Summertime

And the living is easy

Fish are jumping

And the cotton is high

Your daddy is rich

And your mamma is good looking

So hush little baby, don't you cry

歌の主人公が知りたいのは「愛が実るその時」でありしかもその時はあっという間に過ぎ去ってしまう。

「Time of the season」はオデッセイのために最後に書き下ろされた曲で、アルバムのコンセプトは「SEASONS」だった。ロッドは当初「track of my tears」の歌詞を紙に書き留めていた時、「at the close of the season」というフレーズが思い浮かび、その後「time of the season」に置き換えられたといっている。「track of my tears」のリズムやテンポは若干影響を受けているのかもしれない(私は1967年リリースのドノバンの[The witch of the season]の影響を受けたと思っていましたが…)。

歌詞は「turn turn turn」(聖書)の影響を受けている、とかベースはR&Bの「stand by me」の影響というファンもいます。

確か、「サマータイム」は彼らのデビュー曲か、オーディションの時に演奏した曲だったと思う。そしてガーシュインの「サマータイム」は今でもロッドのお気に入りの曲だと言う。

「サマータイム」がプロローグで、「サマータイム」をモチーフにした「Time of the season」がエピローグというのもとても皮肉な話です。

hokkmakkさん、コメントありがとうございます。Time of the SeasonとSummertimeのつながりなど考えたこともありませんでした。ZombiesはSummertimeをデビューアルバムで演っているんですね。Summertimeというと、私は圧倒的にJanisなのですが、Zombiesのもかっこいいです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Zombies, The (ゾンビーズ):

« Hot Butter (ホット・バター) | トップページ | Chi-Lites, The (シャイ・ライツ) »

無料ブログはココログ
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック