Collins, Judy (ジュディ・コリンズ)
青い眼のジュディ。眼の大きい人だなあというのが昔からの印象。そして、澄んだソプラノ。子供の頃から「青春の光と影」は大好きでした。
39年シアトル生まれ。61年に22歳でデビューしているから、ずいぶんキャリアの古い人なんだなあ。元々はフォーク畑の人で、ディラン、ジョニ・ミッチェル、レナード・コーエン等のカヴァーとかから出発した。
00666 Both Sides Now (青春の光と影) 68年8位 当時はまだ無名のJoni Mitchellの曲。この曲と「サークル・ゲーム」は彼女の初期の大傑作。どちらも大好きでした。グラミー賞受賞。それにしても、「青春の光と影」とは素晴らしい邦題だな。
00667 Amazing Grace (アメイジング・グレイス) 71年15位 19世紀に作られた有名な賛美歌。私、Jリーグの某チームのサポーターなんですが、選手入場のときに歌います。後は「白い巨頭」のエンディング・テーマにもなったり。これはジュディがコロンビア大学のセント・ポール教会でアカペラで歌ったヴァージョン。彼女にぴったりの曲。英国では何と67週にわたってチャートインした。翌年には、スコットランドのバグパイプ・バンドRoyal Scots Dragoon Guardsによるインストもヒットしている。
00668 Cook With Honey (愛するハニーと) 73年32位 Valerie Carterの曲。ちょっと地味かなあ。
00669 Send In The Clowns (悲しみのクラウン) 75年36位&77年19位 Stephen Sondheimによるブロードウェイ・ミュージカル「A Little Night Music」のバラード。スティーヴン・ソンドハイムは「ウエストサイド物語」の作詞を始め、数々のヒット作を持つミュージカル界の大物。グラミー賞受賞。何故か、同じヴァージョンが2回ヒットしている。
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コメント
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「青春の光と影」ほんとうに素晴らしい邦題です。曲もいいけど。ヘレン・メリルの「帰ってくれれば嬉しいわ」とか、昔はみな邦題を付けたように思います。キティ・カレンの「お久しぶりね」なんてのもありましたね。
投稿: COUNTRY BOY | 2012年11月27日 (火) 21時47分
昔はレコード会社の人が一生懸命邦題を考えたんでしょうね。
映画にもちゃんと邦題がありました。
投稿: SAKURAM | 2012年11月27日 (火) 23時35分