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2008年10月28日 (火)

Chic (シック)

 新しい時代の音を切り開いたアーティストというのがいる。シックは確実にそういうグループだった。活躍した期間は短かったけれど。
 77年ニューヨークで結成。メンバーはNile Rogers(ギター)、Bernard Edwards(ベース)、Tony Thompson(ドラムス:元ラベル)+女性ボーカル2人。一言で言えば、おしゃれなディスコ・バンドだが、その影響力は大きい。ナイル・ロジャースのギターのカッティングとバーナード・エドワーズのベースライン。クイーンのNo.1ヒット「Another One Bites The Dust」もブロンディのNo.1ヒット「Rapture」もシックの音がベースにある。
 ナイルは後にプロデューサーとして、マドンナの「Like A Virgin」、ボウイの「Let’s Dance」、ダイアナ・ロスの「Diana」(「Upside Down」収録、これはナイル&バーナード)等の超有名盤を手がけた。ハニードリッパーズにも参加している。
 バーナードはパワー・ステーション(ロバート・パーマー、デュラン・デュランのジョン・テイラー&アンディ・テイラー、+トニー・トンプソン)やロバート・パーマーの「Riptide」(「Addicted To Love」収録)等のプロデュースをしている。
 バーナードは96年に日本ツアー中に東京で亡くなった。トニー・トンプソンも03年に亡くなったので、残っているのはナイル・ロジャースのみである。

00346 Dance, Dance, Dance(Yowsah, Yowsah, Yowsah) (ダンス・ダンス・ダンス) 77年6位
 この曲を聴いた時点ではシックのスゴさはよくわからなかった。「Yowsah, Yowsah, Yowsah」という変な声ばかり印象に残って。「♪ルンバ、タンゴ♪」ってとこも覚えてるな。今聴くとこれもおしゃれだね。

00347 Everybody Dance (エヴリバディ・ダンス) 78年38位
 今聴くともっとヒットしててもいいよね。これと346はルーサー・ヴァンドロスがバック・ボーカルで参加しているそうだ。バーナードのベース全開!

00348 Le Freak (おしゃれフリーク) 78年1位
 シックの評価を決定づけた。「Aaah, Freak Out! Le Freak, c’est Chic!」ってフレーズで決まり。ナイル・ロジャースのカッティング全開! アメリカだけで600万枚以上売れたモンスター・ヒット。チャート・マニア的には2度No.1に返り咲いたことでも有名(累計5週)。R&BチャートでもNo.1。プラチナディスク。

00349 I Want Your Love (愛してほしい) 79年7位
 シックはディスコ系の中では最も許せるグループ。後半のストリングスのアレンジが結構好き。この曲と346、350はゴールドディスクになっている。

00350 Good Times (グッド・タイムス) 79年1位
 「おしゃれフリーク」と甲乙つけがたい。イントロのギターのカッティングで決まりかな。初めてのラップのヒット曲であるシュガーヒル・ギャングの「Rapper’s Delight」を生んだのはあまりに有名。R&BチャートNo.1。

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音楽 70年代 Chic」カテゴリの記事

コメント

dance dance danceでこのグループの将来性を見抜いた人はおそらくいないでしょう

とにかく耳につくyousah yousah yousahってところが嫌いで、当時は Everybody Danceのほうが好きでした

でも今聞くと、yousahの声はやっぱ個人的にはいまいちだけど、ベースラインのかっこよさはピカイチですね

SakuramさんがCHICをけなしてなかったのに正直びっくりしました(笑)


>SakuramさんがCHICをけなしてなかったのに正直びっくりしました(笑)
えっ、何でですか?
ディスコの悪口どこかで書いてましたっけ?
ディスコでダメになったアーティストもたくさんいるけど、好きな曲もいろいろありますよ。
この辺は私よりchanparaさんの守備範囲でしょうが。
今聴いてもChicは革命的だったと思います。

再度自分のコメントのフォロー
Dance Dance Danceのヤウザーの部分も今は好きです!意味も分かったし、Liveで一緒になって歌ってます♪
最近はナイルの強さに個人的に活力を貰っています。
バーナードもトニーも亡くなり、ボーカルの女性も全員代わっていますが、今のメンバーのCHICは本当にサイコーです。

chanpraさん、Yowsahって、どういう意味なんですか?

うひゃぁ ChicってLe Freakの一発ヒット屋だとなぜか思い込んでおり... ここに挙がっているTOP40ヒット 全部Chicだったんですね ちゃんと知ってるし好きだし(笑) しかもナイル・ロジャースのバンド.... いやはや知識が新しくなるのは良いものですね(^^;

David Bowieのライブをいろいろ聴いているうちにRobert Palmerが来日した時のライブ(バンドは手抜きだけど彼のボーカルはとても良い)を聴きたくなり、そこからPower Stationのアルバム(『Some Like It Hot』はオールタイム・マイ・ベスト10には確実に入るぐらい好きだった。編集もあるのかもしれないけど、この曲でのTony Thompsonのドラムスは圧巻!『Get It On』はT. Rexのオリジナルの方が好きだったが『Harvest For The World』のカバーは悪くない)に流れてきたんですが、Robert PalmerもPower Stationも取り上げられていなかったみたいでこちらにたどり着きました。

見過ごしていたんですがTonyがLabelleでやっていたって本当ですか?
LabelleのWikiにはそういう話は出てこないけど。
Labelleはもちろん『Lady Marmalade』はいいんだけど、その次の『What Can I Do for You?』がかなり気に入っていました(Labelleもまだ取り上げられていませんよね?)。

全曲iPodに入れないとダメなんで、取り上げていないアーティストはまだまだいるのですよ。Power Stationのドラムスは私も好きでした。LPしか持っていないのです。Tony ThompsonがLabelleにいたなんて初耳だな。

> Tony Thompson(ドラムス:元ラベル)
って書いたのはどなた?(笑)

すみません。10年前の私が書いてたんですね。Tony ThompsonのWikiに出てきますが、メンバーではなく最初にLabelleのためにドラムを叩いたということみたいです。

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