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2008年9月18日 (木)

Jacks, Terry (テリー・ジャックス)

 テリー・ジャックスは、「そよ風のバラード」1曲でいつまでも記憶されるアーティストになった。カナダで最も売れた曲、アメリカで最も売れたカナダ人の曲だそうだ。44年生まれ。妻スーザンがリードボーカルをとるPoppy Familyで70年に「ビリーの別れ道」(Which Way You Goin’ Billy?)を大ヒットさせたが、グループは解散、妻とは離婚。その後「そよ風のバラード」(何故こんな邦題?)がNo.1ヒットとなる。

00218 Season In The Sun (そよ風のバラード) 74年1位
 オリジナルはJacques Brel(ジャック・ブレル)の61年のシャンソン。これをRod McKuen(ロッド・マッケン)が英訳し、Kingston Trioが63年にカバー。テリーはポピー・ファミリー解散後にビーチ・ボーイズとこの曲を録音したが、お蔵入り。再びソロで吹き込んだのがこの曲である。この後、ニルヴァーナもカバーしている。
 シャンソンの原題は「瀕死の人」。死に瀕した青年?が友人や父親や彼女に別れを告げるという悲しい歌。そんな感じの曲調ではないけど。というのも、オリジナルとテリーのバージョンはかなり受ける印象が異なる。しかも、3番の歌詞は作者の了解を取ってテリーが一部書き換えたらしい。
 そこで、今回はYouTubeでブレルのオリジナル(英訳付き)、キングストン・トリオのカバー、テリーと聴き比べてみて下さい。
 蛇足だけど、この曲を聴くとボビー・ゴールズボロの「Honey」(67年の負けず劣らぬ大ヒット)を思い出す。シチュエーションは全く違うけど。

<Jacques Brel>

<Kingston Trio>

<Terry Jacks>

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音楽 70年代 J」カテゴリの記事

コメント

この曲って、甘いメロディのいかにもなポップ・チューンという感じなんだけど、それにしてはなんだこの怪しげなオープニングは!曲の途中の転調も本当はもっと感動的に盛り上がるはずなのになんだか苦しげで王道をはずれちゃってるじゃないか!……と、ちょっと「?」マークつきで聞いていた記憶があります。

タイトルと甘いメロディに似合わない内容の歌だから、ああいうオープニングなんじゃないんですか? 転調はうまくいってないと思いますが。

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