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2008年9月15日 (月)

America (アメリカ)

 70年にロンドンで結成されたのに、アメリカ。アメリカ人2人とイギリス人1人。3人の父親が皆米軍で英国に駐在していたために知り合った。メンバーはDan Peek、Gerry Beckley、Dewey Bunnell。CSN&Yの影響が濃いフォーク・ロック・グループ。

00205 A Horse With No Name (名前のない馬) 72年1位
 デビュー曲が大ヒット。元々のタイトルは「Desert Song」。ドラッグ・ソングと言われたけど、そうなんでしょうね。と言うか、60年代の後半とか、しらふで作ったり演ったりできるわけないって曲ばっかりだよね。
 日本でもヒットした。子供心になんか抑揚のない曲だなあと思った記憶あり。Bunnell作。

00206 I Need You (アイ・ニード・ユー) 72年9位
 これもデビュー・アルバムから。初期の彼らの曲の中ではあまり興味がわかない曲だった。Beckley作。

00207 Ventura Highway (ヴェンチュラ・ハイウェイ) 72年8位
 マイ・フェイバリット。軽やかなアコギのリフと美しいコーラス。2ndアルバム「Homecoming」より。有名な話だが、この後彼らのアルバム・タイトルはすべてHから始まることになる。「Hat Trick」「Holiday」「Hearts」「History」(=ベスト)「Hideaway」「Harbor」。
 ジャネット・ジャクソンが「Someone To Call My Lover」でサンプリングしている。Bunnell作。

00208 Don’t Cross The River (河を渡るな) 73年35位
 2ndアルバムより。カントリーっぽいギター。Peek作。次のアルバム「Hat Trick」からは大きなヒットは生まれなかったが、キャプテン&テニールがカバーした「Muskrat Love」が入ってる。彼らのオリジナルではないが、可愛い曲。

00209 Tin Man (魔法のロボット) 74年4位
 大プロデューサーのジョージ・マーティンによるアルバム「Holiday」から。「ヴェンチュラ・ハイウェイ」に並ぶ名曲。ジャジーな感じ? 後半ピアノが入ってくるところがいいな。Bunnell作。アダルト・コンテンポラリー・チャートでNo.1。

00210 Lonely People (ロンリー・ピープル) 75年5位
 これも「Holiday」から。フォークって感じ。確か日本では、ピーター・フォンダが出たレナウンのCM曲「シンプル・ライフ」のB面で出たはず。Peek作。これもアダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

00211 Sister Golden Hair (金色の髪の少女) 75年1位
 彼ら2曲目のNo.1ヒット。最初のところをゆっくり歌うとニルソンの「Without You」。ギターのリフはジョージ・ハリスンの「My Sweet Lord」にインスパイアされたとか。やはりジョージ・マーティンがプロデュースした「Hearts」からの1stシングル。大ヒットの割にはあまり好きになれない。Beckley作。そうか、どうも彼の曲が苦手なんだな。

00212 Daisy Jane (ひなぎくのジェーン) 75年20位
 これもBeckley作なんだが、これは好き。愛すべき小品。3人がほぼ均等にヒット曲を書けたというのは、なかなかスゴい。ジョージ・マーティンのストリングスのアレンジもいい。

00213 Today’s The Day (トゥデイズ・ザ・デイ) 76年23位
 これもジョージ・マーティンがプロデュースした「Hideaway」より。Peek作。アダルト・コンテンポラリー・チャートでNo.1。この後、Peekが脱退し、アメリカは2人組に。

00214 You Can Do Magic (風のマジック) 82年8位
 2人になり、レコード会社も移り、久々のヒット曲。アージェントのRuss Ballardの曲。AORっぽすぎてアメリカって感じがしない。

00215 The Border (渚のボーダー) 83年33位
 Russ BallardとBunnellの共作。やっぱりもはやアメリカではないなあ。興味が持てなかった。

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音楽 70年代 America」カテゴリの記事

コメント

私にとって70年代中盤のフォーク系のポップ・ヒットはあまり好みではなかったのですが、Americaは結構気に入った曲が多かった気がします。

■A Horse With No Name
Americaでは一番好き。どんなに音域の狭い人でもカラオケで歌えます(笑)。

■Daisy Jane
「Sister Golden Hair」はゆっくり歌えば「Without You」だけど、これはそのまんまJanet Jacksonの「Let's Wait Awhile」。
Rolling Stonesの「Anybody Seen My Baby?」の作者としてK.D. Langがクレジットされてる、って話を聞いたことがありますが、Janetの場合どうだったんでしょ?
軽くてあっさりした処理が好き。

■Today’s The Day
「Daisy Jane」にはちょっと及ばないけど、かろうじてやすっぽくならず、イイ感じだった。
ただ、彼らの曲全体にそういう傾向があるんだけど、この曲なんかちょっとドーナツ盤を使い込んだりプレーヤーがベルトドライブ(古い……!)でへたってたりすると、ワウが目立ってつらいんですよね。

SAKURAM氏の慧眼には以前から注目していた。
ここでAmericaとは…。
さて、氏の眼力とは極北にある馬鹿なエピソードを俺はコメントし続ける所存である。昔、アメリカ違いでS&Gの名曲『アメリカ』とこのバンドを混同していた事がある。それからWITH NO NAMEの表現は意味も無く英作文を書く時多用した思い出がある。最後に、「結局バンド名なんかどうでもいいんだな」と妙に音楽原理主義みたいなものを感じて面白かった。余談であるがあの傑作映画『竜二』の脚本を書いた鈴木弘なる人物は主演の金子正次その人である。

SATOMIさん、
WITH NO NAMEを使って英作文しなさいと言われても、思いつかないぞ(笑)

かてぶしさん、
確かにLet's Wait AwhileとDaisy Janeは似過ぎ。Someone To Call My LoverでもAmericaをサンプリングしてるし、JanetはAmerica好きなのか?
アージェントでくるかと思ったら来ませんでしたね。

>アージェントでくるかと思ったら来ませんでしたね。

ふふふ。
ArgentというよりRuss Ballardについては別の機会にゆっくりと。
ただ、Americaに曲を提供していたのはずっと知りませんでした。
Russのソロの名曲「Cast The Spirit」をAmericaもカバーしている(実はAmericaに提供した曲を自分でも歌ったのかもしれないが)のをごく最近知って驚いたばかりでした。

こんにちは 
Sister Golden Hairのイントロが杉田二郎の「男友達」と極似していたよね。覚えていますか?

MAS ITOHさん、コメントありがとうございます。
それは杉田二郎の「男同士」ですね。
後、書く場所が違うけれど、プリテンダーズの「Don't Get Me Wrong」は本田美奈子の「Oneway Generation」だった。筒美京平先生の作品です。

SAKURAM氏へ
思い出していただきたい!
映画『007/黄金銃を持つ男』の原題、あれ、
THE MAN WITH THE GOLDEN GUN…
『何々を持っている』をWITHひと言で完結させる英語という言葉は面白いなと思ったという事です。
しかも、NO~だと『持たない』…これまた面白い。
ところで英作文の秘密ですが、要するに…

1.次の文章を英語で書きなさい。
「駅まで10分かかります。」

解答:
It takes 10 minutes from the station,
even so, I am just the boy with no money.
(何気なく『ボヘミアンラプソディー』の一節も追加)

とか、本当に書いていたのです。要するにヒマだったんですな。

アメリカ、おいらも大好きでやんす~。「ヴェンチュラハイウェイ」、ずばりフェイバリット。
あと「シスターゴールデンヘア」がモロにリアルタイムで、ヒットしてた頃は毎日のように聴いてたのでやっぱ好きなんです・・・ゆっくり歌うと「ウィズアウチュー」って、そうだったのか!

アズローさん、コメントありがとうございます。
「ヴェンチュラ・ハイウェイ」がフェイバリット。気が合いますねえ。後はやっぱり「ティン・マン」がおすすめです。

■A Horse With No Name
>子供心になんか抑揚のない曲だなあと思った記憶あり。
そうかぁ!
今になって気がついたんだけど、Fleetwood Macの『Sara』といいRuss Ballardの『Cast The Spirit』といい、そしてこの曲も全くそうなのだが、こういう「淡々」系は万人受けするんじゃなくて単に私の個人的なツボなのかもしれないなぁ。

かてぶしさん、突然Americaにコメントですね。
「名前のない馬」は嫌いという訳ではなくて、子供にとってはメロディがはっきりしない(と当時思った)のにヒットするんだと驚いたということです。
ところで、Fleetwood Macの「Sara」も「淡々」系なんですか?

>ところで、Fleetwood Macの「Sara」も「淡々」系なんですか?
盛り上がりはあるんですけど、最初から最後まで同じリズムが繰り返されるところを「淡々」系、と言ってみました。
『A Horse With No Name』はちょっと毛色が違うかもしれませんが、Russ Ballardの『Cast The Spirit』はモロに同じ系統です。

ぎゃあ 私はやっぱりAmericaったらSister Golden Hair で大好きなんですけど.... んで70年代「A」にAmbrosiaがいないのはなぜなのでしょうか?(泣)

Mandy4号さん。プロフィールや初回の書き込みに書いてあるのですが、このブログは1955年以降50年くらいのTop40ヒットを全部iPodに入れて、その全曲を紹介するという壮大な試みです。但し、全曲入れ終わったアーティストを紹介することにしています(カセットやシングルだけ持っているのは×)。Ambrosiaは5曲Top40ヒットがありますが、最初の2曲を持っていないので、まだ紹介できていないのです。3年間更新を中断中なので、いつ紹介できるかわかりませんが、気長にお待ちください。

>全曲入れ終わったアーティストを紹介することにしている を読み落としておりました(^^; AmbrosiaとそしてBarryManilow様が紹介される日を首をキリンにして待っております~

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