Wild Cherry (ワイルド・チェリー)
みんなが、黒人が演っていると思った白人のファンク・バンド。「Play that funky music, white boy!」。典型的一発屋って感じだけど(Hot100では他に3曲ヒットあり)、この1曲はずっとかかり続けるでしょうね。
74年にRob Parissi(ロブ・パリッシ)がオハイオで結成した5人組。アヴェレージ・ホワイト・バンドには黒人が1人いたけど(白人ドラマーが事故死したために加入)、こちらは全員白人。
00057 Play That Funky Music (プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック) 76年1位
パリッシのオリジナル。パリッシが黒人っぽく、下品に?歌っているのがいい。オハイオ・プレイヤーズとかが近いかな。
当初はコモドアーズ「I Feel Sanctified」のカバーをA面にするつもりだったそうだが、こちらをA面に変えて大成功。200万枚以上を売る。R&Bチャートでも1位になった。チェリーを含んだ女性の口のアップのジャケのLPも売れに売れた(私も確か買った)。
90年にラッパーのバニラ・アイスが同名曲でサンプリング。パリッシのクレジットがなかったため、訴訟沙汰になったが、勝訴した。そりゃあ、クレジットなかったら、怒るよ。
以下、本当にどうでもいい話。なぜかこの曲はチャートでは最初のうち「Play The Funky Music」と表記されていた。
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