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2008年7月21日 (月)

T.Rex (T・レックス)

 70年代前半、一世を風靡したグラムロック・バンド。英国や日本ではビートルズ並みの人気だった。T・レックス=Mark Bolan(マーク・ボラン)。グラマラスなファッションに、マーク・ボランのビブラートのかかった声、ディストーションの効いたギター、シンプルな3コードの曲、Tony Visconti(トニー・ヴィスコンティ)アレンジのストリングス。
 当時小学生だった私にとっても、Metal guru, is it you? とか、easy action,hey,hey,hey! とか、むちゃむちゃカッコよかったなあ。
 フォーク・デュオTyrannosaurus Rexを前身として、70年にT.Rexに改名。全盛時のメンバーは、Mark Bolan (ギター、ボーカル)、Mickey Finn(パーカッション、何をしているのかよくわからない印象)、Steve Currie(ベース)、Bill Legend(ドラムス)。
 アメリカでは「Get It On」1曲しかトップ40ヒットがないが、イギリスでは70〜73年にかけて4曲のNo.1ヒット「Hot Love」「Get It On」「Telegram Sam」「Metal Guru」、プラス7曲のTop10ヒットあり。
 77年に恋人グロリア・ジョーンズ(ソフト・セルの項を参照)の運転するミニが街路樹に激突、助手席のボランは即死、享年29歳。生前30歳までは生きられないと予言して(されて)いたとか。最後の破滅型ロックスター?
 人気のあった時期は短期間だったが、ヘビメタからパンクまで与えた影響は絶大。最晩年はパンクのゴッドファーザー的存在だったらしいが(Sex Pistolsのデビューが76年末)、グラムの装飾的印象とは異なり、シンプルな曲構成は確かにパンクの先駆けだったと思う。グラムの部分も含めて考えると、最良の後継者はAdam Ant(& The Ants)かな(「Mark Bolan On Video」でナレーターを務めている)。

00018 Bang A Gong (Get It On) (ゲット・イット・オン) 72年10位
 イギリスや日本ではすごい人気だったのに、アメリカでは何故かTop40ヒットはこの曲のみ(Hot100でもプラス3曲)。昔はそういうアーティストは結構いたけれど、国全体としては田舎のアメリカでは理解不能だったんだろうね。
 傑作アルバム「Electronic Warrior」(邦題:電気の武者ってすごいなあ、電気の武者だよっ!)より。チェイスの「Get It On」(邦題:黒い炎)が前年にヒットしていたため、タイトルが上記に変更される。TurtlesのHoward KaylanとMark Volmanがコーラスを務めている(TurtlesとT.Rexという組み合わせもよくわからないのだが)。ちなみにキーボードはリック・ウェイクマン。
 パワー・ステーションが85年にカバーして9位のヒット。去年ホンダ・エディックスのCMにも使われていた。

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コメント

■Metal Guru
確か小学校6年生の頃にハマりました。
ジュークボックス流れの EP(1枚100円だったと思う)を入手して、ジャケットがついていないので自分でカッコよくレタリングしてみたりして……。
英語の発音がすごくナマっていて、何言ってるか全然わからないけど「じこーぬふぇるまーふぇーぶちゅっじゅりーむ」とか、口マネしてました。

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