« Raspberries (ラズベリーズ) | トップページ | Big Country (ビッグ・カントリー) »

2008年7月23日 (水)

Sly & The Family Stone (スライ&ザ・ファミリー・ストーン)

 ファンクの創始者(もちろんJBも忘れてはならないが)。60年代後半から70年代前半にかけて、サンフランシスコを本拠地に、ロックとソウルをクロスオーバーして活躍した革命的グループ。黒人男性3人、黒人女性2人、白人男性2人の人種混合。
 リーダーはSly Stone(スライ・ストーン)こと、Sylvester Stewart(シルヴェスター・スチュアート)。結成前は作曲家(ボビー・フリーマンの「C’mon And Swim」等)やプロデューサー(ボー・ブランメルズの「Laugh, Laugh」等)、DJとして活躍していた。
 69年のウッドストック・フェスティバルでの盛り上がりは驚異的。スライは麻薬中毒のため、消えていったけれど、音楽シーンに与えた影響は絶大。などと書いていたが、この夏に初来日するんだよね。本当に来るのかなあ?

00023 Dance To The Music (ダンス・トゥー・ザ・ミュージック) 68年8位
 2ndアルバムのタイトルチューンで、初のヒット曲。メンバーが順番にボーカルをとっていくのだけれど(このスタイルは彼らの特徴)、新しい時代の夜明けという感じがすごくする。Rolling Stone誌の500 Greatest Songs Of All Timeの223位。

00024 Everyday People (エブリデイ・ピープル) 69年1位
 4枚目のアルバム「Stand!」に収録、彼ら初のNo.1。「いろんな人がいるけど、みんな一緒に生きて行かなければならない」って歌。彼らは政治的メッセージを発した初の黒人アーティストでもあった。中村とうよう氏によれば、女声コーラスの部分はわらべ歌のメロディーを使っているそうだ。
 92年アレステッド・ディベロプメントのヒット「People Everyday」でサンプリングされている。Rolling Stone誌の前掲ランクの145位。

00025 Stand! (スタンド!) 69年22位
 4枚目のアルバムのタイトルチューン。この辺から後の曲は全部カッコいいです。この曲は最後の終わり方がいいですね。Rolling Stone誌の前掲ランクの241位。

00026 Hot Fun In The Summertime (ホット・ファン・イン・ザ・サマータイム) 69年2位
 70年に出たグレーテスト・ヒッツのみに収録。Rolling Stone誌の前掲ランクの247位。熱い時代の夏のアンセム。

00027 Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin) (サンキュー) 70年1位
 This is ファンク! ファンクの古典。Larry Graham(ラリー・グラハム)のチョッパー・ベースはあまりにも有名。副題(For Lettin’ Me Be Myself Again)のめちゃめちゃな綴りはプリンスが受け継いだ? Rolling Stone誌の前掲ランクの402位。

00028 Everybody Is A Star (エブリバディ・イズ・ア・スター) 70年1位
 「Thank You」のB面。パパパパパーパパと歌うブリッジが印象的。そう言えば、Slyの曲は意味不明な掛け声みたいのが多い。「Everyday People」もウーシャッシャッって歌ってるしなあ。

00029 I Want To Take You Higher (アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー) 70年38位
 当初は「Stand!」のB面として69年にヒットしたが、映画「ウッドストック」の影響で再ヒット。映画では、この曲と「Dance To The Music」をやるのだけれど、多分映画全体の中でもスライの時が一番盛り上がっている。彼らが時代の寵児となった瞬間!
 ブンラカラカラカ、ブンラカラカラカってトコが好き。

00030 Family Affair (ファミリー・アフェアー) 71年1位
 この曲を7、8年くらい後に聴いても、全く古くなっていないのに驚いた覚えがある。リズムボックスに乗ったクールなファンク。2年ぶりに出たオリジナル・アルバム「There’s A Riot Goin’ On」(暴動)より。このアルバムから音は暗く内省的になり、楽器のほとんどをSlyが一人で演るようになる。Rolling Stone誌の前掲ランクの138位。

00031 Runnin’ Away (ラニン・アウェイ) 72年23位
 同じく「暴動」より。かわいい曲。70年までのイケイケな感じもいいけど、「暴動」以降のミニマルな感じもいいんだよね。

00032 If You Want Me To Stay (一緒にいたいなら) 73年12位
 Slyは「暴動」までと言う人も多いけれど、次のアルバム「Fresh」(邦題:輪廻。何で?)もかなり好き。何と、スタンダード・ナンバー「ケ・セラ・セラ」もカバーしてる。で、この曲は延々同じメロディーを繰り返しているだけなのに、曲になっているのがすごい。

00033 Time For Livin’ (タイム・フォー・リビング) 74年32位
 この曲が入っていた「Small Talk」がSlyが事実上メジャーだった最後のアルバム。ここまで来ると、さすがにパワーダウン。

« Raspberries (ラズベリーズ) | トップページ | Big Country (ビッグ・カントリー) »

音楽 60年代 Sly & The Family Stone」カテゴリの記事

コメント

■Family Affair
>この曲を7、8年くらい後に聴いても、全く古くなっていないのに驚いた覚えがある。
全く同感!でしたね。
ずーっとけだるいボーカルなのに、最後だけ溜めに溜めた感じで「ウワーッ」とシャウト(?)するところもしびれる終わり方でした。
私にとっては「キメフレーズ」の一種ですな。

イカ天でこのFamily Affairをボーカルがしっとりと歌うグループが出てきて、とてもよかったという記憶があります。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Sly & The Family Stone (スライ&ザ・ファミリー・ストーン):

« Raspberries (ラズベリーズ) | トップページ | Big Country (ビッグ・カントリー) »

無料ブログはココログ
2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

最近のトラックバック